平成18年6月20日

ポーランドのピアニスト
クシシュトフ・ヤヴォンスキ氏 竜洋工場へ


 ポーランドのピアニストで、2005年ショパン国際ピアノコンクール審査員のクシシュトフ・ヤヴォンスキ氏が、6月23日に弊社のグランドピアノ竜洋工場を訪問され、同工場内試聴室にてコンサートを開催しますので、ご案内致します。

日時 6月23日(金)午後3:30〜4:30
訪問場所 河合楽器グランドピアノ竜洋工場
(静岡県磐田市飛平松252 TEL.0538-66-5111)
当日の予定 同工場内試聴室にてコンサート開催
その後、午後6:00より弊社講師・社員と懇親会

◆ヤヴォンスキ氏訪問の経緯

 第3位に入賞した1985年ショパン国際ピアノコンクール時、ヤヴォンスキ氏がかなり年代物のピアノで練習していた事実をテレビ放映にて知り、驚いた弊社音楽教室の講師が、グランドピアノを寄贈すべく募金活動を呼びかけました。すると主旨に賛同した講師、社員より多くの募金が集まり、弊社のグランドピアノを寄贈することができました。そして昨年のショパン・コンクールに審査員で参加していたヤヴォンスキ氏が、弊社関係者に「2006年に日本に行くことが決まったが、あの時ピアノを贈ってくださった皆さんにお会いできないだろうか。」と伝えたことから、今回の訪問および演奏会開催の運びとなりました。


◆クシシュトフ・ヤヴォンスキ氏 プロフィール  Krzysztof Jablonski

 1965年ポーランドのヴロツワフ生まれ。6〜12歳からヤニナ・ブートル氏に師事。15歳で最年少参加したミラノのピアノコンクールで5位入賞した後、ニキタ・マガロフ教授に招かれ、ジュネーヴ開催のマスタークラスに参加。1983年から1986年までポーランドのカトヴィッツェ音楽院にて、アンジェイ・ヤシンスキ教授に師事、1987年優秀な成績で卒業。1985年の第11回ショパン国際ピアノコンクールで第3位に入賞したのを始め、その後も数々の著名な国際ピアノコンクールで入賞を果たしている。1998-1999年のシーズンには、ワルシャワ国立歌劇場のショパン没後150周年記念演奏会や、ロシアのボリショイ劇場におけるショパン年記念演奏会など、世界各地の記念行事に招待される。2005年には、第15回ショパン国際ピアノコンクールの審査員に選出された。


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