当社は、インドネシアにアップライトピアノの半製品および完成品を生産する子会社を4月初めに設立し、このほど新工場の建設に着手しました。新会社の株式会社カワイインドネシア(KI)は、資本金250万ドルで設立され、4月25日起工式を行って、ジャカルタ市郊外の工業団地に敷地15,000m2、建物面積6,886m2の工場建設に着手しました。
新工場の完成予定は本年11月末で、来年初頭より日本およびアメリカの組立工場向けのアップライトピアノ半製品(バック*)の量産を開始し、さらに来年後半からはヨーロッパおよびアジア市場向けのアップライトピアノの完成品を生産します。第一段階として、2003年には年間15,000台のバックと2,500台のピアノ完成品を生産できる規模まで、段階的に引き上げていきます。この間の設備投資は約4億円となります。
現在、当社のアップライトピアノは、北米向けの中・普及品をアメリカの関係会社で生産し、中国およびアジア、ヨーロッパ向けの普及品を中国のメーカーに委託生産している以外は、すべて舞阪工場で生産しています。KIの稼動により、アジア、ヨーロッパおよび日本向けの普及品をKIに順次移管していくことで、世界のピアノ市場における総合的な競争力の強化をめざしていきます。
*バック ピアノ組立の過程で、支柱・響板・フレームの組立品に弦を張ったもの。さらにケース、アクション、鍵盤を組み立て、整調・調律を行って完成品となる。 |