50年前、当園の建学の精神である「自然」「音楽」以外の、当時の幼稚園教育要領にあった「運動遊び」の分野において、「戸外で日光にあたり、跳んだり、走ったり、なわとび、玉投げなどなどをする。」事に加え、挨拶や集団生活での規律を重んじて指導され、まさに体育分野での小学校就学前教育を盛り込んだカリキュラムを専門知識を有する指導者が行っている姿を、初代園長が拝見した事がカワイ体育教室との出会いである。
私が幼稚園に在園中は既に課内、課外教室共に取り入れられており、毎週金曜日は「カミナリ先生がやってきた」と印象が残っている。課外教室は小学6年生まで在籍し、幼稚園から合わせて9年間「カミナリ先生」にお世話になった。私が幼稚園教論の免許をとり登園で働き始めた時も、その「カミナリ先生」は毎週金曜日に園に現れて、保護者、生徒から慕われる先生だった。その先生が定年になり、若い「みやっち先生」に交代されたのが、愚息が年長の時である。愚息も経論をとり、20年以上のお付き合いをさせていただいた。同じ先生が、同じ曜日に同じ幼稚園で指導を続けること。それは各園の教育方針をしっかり理解し、経論とのコミュニケーションをしっかりとる事ができると考えます。そんなカワイ体育教室、現在お越しになっているインストラクターと共に、「子ども達が自ら考え友達とルールを守り相手の気持ちを考えて行動しようとする力」を育てていきたいと思います。