カワイピアノグレードテスト16~7級Kawai grade test/Level.16-7
受験資格
- カワイ音楽教室の生徒(「課題区分A・B」のみ)
- カワイ音楽教育研究会会員の生徒
- カワイ音楽教育システム契約特約店の生徒
- カワイシステム教室の生徒
テスト内容
原則として16級より順番に取得していただきます。合格者には受験級が認定され、《グレード認定証》が与えられます。
課題曲・選択曲は、使用の指定教材よりお選びください。
※初めて受験する場合は、グレード認定委員会によるレベル判定にて受験級を決定させていただきます。ただし、「区分C」は生徒さんのレッスン進度やレベルから指導者(会員)にてご判断ください。
課題設定についてProblem setting
カワイピアノグレードは、カワイ音楽教育研究会会員・カワイ音楽教育システム契約特約店・カワイシステム教室の生徒さんが、日頃のピアノ学習の成果を確認することができるような課題設定を行っています。先生や生徒さんが各区分のグレード取得を目標として、レッスンや日常の学習に取り組んでいただけるよう、各テキストの進度の核となる楽曲を課題として提示しています。
カワイピアノグレードでは課題内容全体の構成上、①15級~13級を学習初期(ピアノを弾くことへの興味・関心が育つ)、②12~10級を学習中期(ピアノ学習の基本を習得)、③9~7級を学習後期(音楽表現や演奏技術の獲得)のように位置付け、3段階での生徒の成長のプロセスとそれに沿った審査を行います。
区分A・B 課題
《課題内容》区分Aでは、課題1、2ともに「サウンドツリー」からの課題
《課題内容》区分Bでは、課題曲および選択曲の2曲を審査します。
課題曲:15~14級では「こどものピアノアルバム(上)」から、13~10級では「こどものバイエル(バイエル教則本)」から、9~7級では「ピアノのメトードA」からの課題となっています。
選択曲:15~10級では「こどものピアノアルバム(上)(下)」から、9~7級では「ピアノのステージA」からの課題となっています。
区分C 課題
《課題内容》区分Cの15~10級では「課題」の2曲を、9~7級では「課題1」および「課題2」の2曲を審査します。
●15~10級
「トンプソン」「ラーニング・トゥ・プレイ」「アルフレッド・ピアノ基礎コース」「バイエル教則本」「ツェルニー こどものための練習曲」「ツェルニー 初歩者のためのレクリエーション」「バーナム ピアノ教本」「ぴあの どりーむ」「ギロック ピアノメソード」「バスティン ピアノ ベーシックス」「メトードローズ ピアノ教則本」「佐藤敏直『ちいさなパレット』」「平吉毅州『虹のリズム』」からの課題
●9~7級
課題1:ソナチネ(一部ソナチネ程度のソナタ)の課題
課題2:興味のある曲や得意とする曲などを選択し演奏することにより、それぞれの音楽的な個性を発揮し、表現するための課題
受験料
受験級 | 受験料(税込) | 受験級 | 受験料(税込) |
---|---|---|---|
16級 | 無料 | 11級 | 3,960円 |
15級 | 2,310円 | 10級 | 4,180円 |
14級 | 2,860円 | 9級 | 4,510円 |
13級 | 3,410円 | 8級 | 4,730円 |
12級 | 3,740円 | 7級 | 4,950円 |
受験級 | 受験料(税込) |
---|---|
16級 | 無料 |
15級 | 2,310円 |
14級 | 2,860円 |
13級 | 3,410円 |
12級 | 3,740円 |
11級 | 3,960円 |
10級 | 4,180円 |
9級 | 4,510円 |
8級 | 4,730円 |
7級 | 4,950円 |
※16級は、レッスン時間内に担当の先生がテストを行います。
審査について
- 15-13級は、学習初期として、ピアノを学ぶ上でのおおもととなる要素(鍵盤位置と読譜、初歩的な記号の理解など)が身についているかを考慮に含めながら、正しく音を読み通奏できたかどうかを評価します。
- 12-10級は、学習中期として、様々な音楽的要素から曲全体を見通し、構造を捉えられているかを考慮に含めながら、正しく音を読み、楽曲に相応しいテンポや強弱の変化を表現できているか、そして通奏できているかを評価します。
- 9-7級は、学習後期として、各楽曲特有の演奏スタイルから大きく外れていないか、また受験者個々の音楽表現への意欲が演奏に反映されているかどうか、などを考慮に含め、その楽曲に相応しいテンポで、曲の全体像をイメージしながら演奏しているかどうかを評価します。