三枝成彰 作曲家
1942年東京生まれ。東京芸術大学大学院修了。在学中に安宅賞を受賞。
代表作として、オラトリオ「ヤマトタケル」、オペラ「千の記憶の物語」、ヴァイオリン協奏曲「雪に蔽われた伝説」、「レクイエム〜曽野綾子のリブレットによる」、「太鼓について〜太鼓協奏曲」等の作品がある。
映画音楽では「優駿」「お引越し」「MISTY」等、テレビ番組の音楽では、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」等、多数の作品を手がけている。
またオーストリアの国際財団モーツァルテウムからの依頼で、モーツァルトの未完曲「ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏交響曲イ長調」を補筆・完成し、モーツァルト没後200年を記念してザルツブルクの催しで演奏されたことも、話題となった。
1997年5月には、構想に10年近くをかけたオペラ「忠臣蔵」を完成・初演し、各界の注目を集め、さらに2000年5月5〜6日には愛知県芸術劇場でオペラ「忠臣蔵」改訂版を再演した。
CD作品としては、「哀しみのビートルズ」「泣きたいだけ泣いてごらん〜三枝成彰編曲による日本の歌」ベルリンフィル12人のチェリストたち、ファンハウス、「三枝成彰 コンチェルトの夜」EPICソニー、など数多くのCD作品をリリースしている。
なお「オペラ忠臣蔵」のCD、ビデオ、レーザーディスクはソニー・クラシカルからリリースされ、英語字幕付きのビデオ、CDは邦人作曲家のオペラ作品として初めて、全世界27ヵ国で発売された。
著書としては「知ったかぶり音楽論」朝日新聞社、「三枝成彰のオペラの楽しみ方」講談社、「譜面書きの遠吠え」廣済堂出版、「大作曲家たちの履歴書」中央公論新社、「三枝成彰オペラに討ち入る」WAC出版、他がある。
現在は、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」の息子を主人公とした「ジュニア・バタフライ(仮題)」を次に作曲するオペラとして着々と準備に取りかかっている。
東京音楽大学客員教授。(社)日本作曲家協議会副会長。日本著作権協会理事。
カワイ出版からは、以下の作品が出版されています。
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■三枝成彰オフィシャルホームページ
http://www.saegusa-s.co.jp/
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