品番:2332
男声合唱のための 大漁唄い込み (斎太郎節変奏曲)
本体価格\500+税かごに入れる
出版社:カワイ出版
A4判 12頁
編曲:竹花秀昭
グレード:中級
演奏時間:約6分
宮城県民謡「斎太郎節」(竹花秀昭編曲)は『グリークラブアルバム3』に収録され、男声合唱の愛唱曲として定番となっています。この「斎太郎節」が今回、中間に「遠島甚句」を挟み、演奏会用に再編曲されました。派手で演奏効果抜群の曲調はそのままに、一層の膨らみを持った「大漁唄い込み」をご堪能ください。無伴奏。
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1 大漁唄い込み(6’00”)
「大漁唄い込み」と「斎太郎節」
『大漁唄い込み』の元唄は、岩手県の『気仙坂』が変化した『どや(鋳物の精錬場)節』・『斎太郎節』・『遠島甚句』の三つの組唄から生まれた唄で、本来、歳徳神を祭る“祈りの唄”・“祝いの唄”でした。中でも『斎太郎節』は、歳徳神を祭る代表的な祝い唄として、当初の『サイトクシン節』が『サイタラ節』となったようです。その後、松島湾沿岸を中心に、漁師らの労働唄でもある『櫓こぎ唄』として唄われ、漁期には大漁を願い、大漁の喜びを祝う“祝いの唄”として唄うようになりました。