日本ヴィラ=ロボス協会推薦図書
この曲集は、ブラジルの偉大な作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス(1887〜1959)の生誕100周年を記念して、そのピアノ作品の演奏・研究にかけては第一人者の宮崎幸夫の校定・監修で編集しました。
ヴィラ=ロボスの作品は人間味溢れる情感の深さ、赤裸々な人間の姿を描いており、<野趣>と<ロマン>が特色であると言われています。
ピアノ作品は全作曲の中で最も数が多く、230曲ほど書かれていますが、それはブラジルの奥地で鬼集した民族音楽を素材としたもの、西洋音楽からの影響と民族的な要素を融合し独自の世界を表したもの、音楽教育に熱意を注いだ“子供のための作品”と“子供の世界をテーマにした作品”などに分けられます。
このシリーズの「1」「3」は「バイエル」から「チェルニー30番」まで、「2」「4」「5」は「チェルニー30番」以上のレベルで弾ける手頃な作品を中心に収録しました。
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